2025年度 第13回日本EP・アブレーション技術研究会

開催内容

一般演題

教育講演
ランチョンセミナー:「パルスフィールドの原理を考慮した(俺流)パルスセレクトの使い方」
           講師:深谷英平先生 北里大学 循環器内科
           共催:日本メドトロニック株式会社

ワークショップ1 :心電図を読み解く


座長:柴田 正慶(心電図研修所合同会社)
コメンテータ:井野 裕也 (京都桂病院 臨床工学科)
       河藤 壮平(岡山ハートクリニック 臨床工学科)
       芳森 亜希子 (君津中央病院 臨床工学科)
①    12誘導心電図からPVCの起源を推定する
       高橋 泰仁(札幌医科大学附属病院 臨床工学部)
②    12誘導心電図からケント束の付着部位を推定する
       祝迫 周平(金沢大学附属病院 ME機器管理センター)

ワークショップ2 :SVTの鑑別とEPSの実践

座長:降矢 憲一 (仙台厚生病院 臨床工学室)
   堺 美郎 (済生会熊本病院 臨床工学部)
コメンテータ:内田 文也(三重大学医学部附属病院超音波センター)
       岡田 拓也(株式会社 SMC メディカルソリューションEP事業部)
①    SVTの鑑別 新城 卓美(亀田総合病院 医療技術部 ME室)
②    SVTのEPS(計測編) 延藤 優太(旭川医科大学病院 診療技術部臨床工学技術部門)
③    EPSトレーナ操作 山﨑 大輔(旭川医科大学病院 診療技術部臨床工学技術部門)

当院では下の図のようなSVTの鑑別表を作成し、SVTのEPSを実施しています。SVTのEPSでは頻拍中のペーシングにより反応を観察しますが、頻拍が続かない場合などがあり、この表の全ての方法を実施することは症例によって限界があります。しかし、SVTの鑑別にはEPSの正しい計測が求められ、EPSを担当するメディカルスタッフの理解と経験が必要です。今回演者として、病院内外でご活躍している亀田総合病院の臨床工学技士の新城さんにメディカルスタッフの立場からSVTの鑑別について講演して頂きます。その後、当院のSVTの症例を紹介し、最後にEPSトレーナを使用して、会場の皆様と一緒にSVTの鑑別を実践していこうと考えております。このEPSトレーナは非定型AVNRTやHis近傍ATなどの症例にも対応しており普段経験を得ることが少ない症例のEPSを体験することが出来ます。また、経験豊富なコメンテータからは手技中のピットフォールを回避するためのコメントが得られると考えております。このワークショップでは、EPSの鑑別はメディカルスタッフの役割であると、皆様が自信をもって言えるようになることを期待しています。

旭川医科大学病院 診療技術部臨床工学技術部門 山﨑 大輔



日程表 (準備中)
プログラム (準備中)
一般演題抄録 (準備中)